和歌を一首

九月《ながつき》の しぐれの雨に 濡れ通り
春日の山は 色づきにけり
  ~作者未詳 『万葉集』 巻10-2180 雑歌

九月の時雨に山の芯まで濡れ通って、
春日山はすっかり色づいてきたことよ。

今月になって台風が次から次へと向かってくる気がします^^;
が、湿気が低くなってきて秋めいてきました。
台風の季節が過ぎれば山が色づき始める頃。
紅葉の季節楽しみですが、同時に時の流れの速さに寂しさも感じます。

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