昔、自宅の庭に大きな百日紅(サルスベリ)の木がありました。
夏になるときれいなピンクの花が咲きますが、
私の記憶にあるのは花の咲いていない「なんの木だかわからない」状態の「木」でした^^;
幼い頃、その木の名前は「サルスベリ」だと聞き、
夜に猿が遊びに来てサルスベリを滑っているんじゃないかと妄想していました。
しかし、先日実家に戻った時に少し様変わりした庭を見て、
あの頃ここに猿が来ているんじゃないかと眺めていたサルスベリを見つけられなくなってしまい寂しさを感じました。
いつの頃から庭に足を踏み入れいることなく部屋から眺めるくらいの存在にしか感じなくなってしまった庭ですが、庭のない生活が長くなった今、以前に増して子どもの頃に遊んだ庭に郷愁を感じるようになってきました。
親が作ってくれた砂場で遊んだり、
夏にはビニールプールを出してもらって水遊びをしたり、
雪が降った時は雪合戦をしたり、
子ども時代の懐かしい思い出が庭の風景に残っているんだと思うと、
庭のある生活っていうのは子どもにとって貴重だと実感します✨
庭を作ってくれていた親に感謝です^^