一期一会
どんなときも一生に一度の出会いだと思って、
その出会い、機会は二度と繰り返されることのないものとして、
心して臨むことの大切さを説いている言葉。
結構、日々「いつでも」「またそのうち」「次の時に」といった、
不確かな未来を気軽に信じ、その瞬間瞬間を大切に過ごしていない気がします。
茶道が武士の間で流行したのには、
いつ死んでもおかしくない境遇に身を置いていたからでしょうか。
その茶席の瞬間、「一期一会」を慈しんでいたのだろうと思います。
今はいつでもネットやSNSで人と繋がり、
私たちはモノや情報にあふれた日常に埋もれています。
そしてその現代社会の中で緊張感のない暮らしをしている私は、
「一期一会」とはほど遠い生活^^;
簡単にラインでつながり、連絡もしない知らない人がライン「ともだち」に貯まっています。
きっとこういう人は少なくないと思います。
こういう関係が当たり前になっている現代人の感覚はおかしい!
と、ご依頼の文字を書きながらそんなことを考えてしまいました。
こんなことを考えさせてくれたご依頼は「一期一会」のいい機会となりました^^