二十四節気でいう「白露(はくろ)」は、ちょうどその移ろいを教えてくれる節目。例年9月7日頃から始まり、草花に朝露が宿る頃を表しています。
9月に入っても朝夕の空気がふっと涼しくなる気配はないですが、それでも今日なんかは暑さが昨日の雨のおかげか暑さが一段落ち着いています。
暑さは依然残っていますがやはり秋の気配は感じ始めています。
白露は朝に草の葉先や庭先の花に小さな雫が光るころだそうです。
夜のあいだに冷えた空気が、昼との温度差で露を生むようですが、
今はまだその実感ができないのが残念……
とはいえ、東京から離れると少し秋を感じることができます。
虫の音も鈴虫らしいものを耳にしたこともあります。
東京では暑すぎてまだ難しいのかもしれないですが、忙しい日々の中でも耳を澄まして虫の声の変化を感じたいと思います。