芒と薄

枯れススキのイメージというと寂しいものでしたが、先週末のハイキングで青空の下で風にたなびくススキは金色に輝いて見えました

白い富士山をバックにたなびくススキもまた美しかったです^^
ところでススキには「芒」と「薄」と2つの漢字が当てられています。
どちらを使っても良いようですが、漢字の意味からすると本来は「芒」が正統らしく、「イネ科の穂にあるとげ」を意味する文字だそうです。
ちなみに「刃物の先端」の意味もあるそう。
とはいえ、今はどちらかといえば「薄」の方が馴染みある人が多いのではないでしょうか。
私は最近までススキといえば「薄」と思っていました^^;

その「薄」ですが、本来は「草むら」の意味をもっていたようです。
そう考えると、ススキといえば群生して風に揺れている光景が浮かびます。
至る所に見られたであろう群生するススキの光景から自然とススキが「薄」と使われるようになったのかなと想像してしまいます。

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