学問のすすめ

実用ペン字のお手本に「学問のすすめ」を利用しています^^

きちんと読んだことはないので、お手本にする箇所を少しずつ書きながらはじめて内容を知ります。

今回はこの箇所です。

西洋の諺に「愚民の上に苛きせいふありとはこのことなり。

こは政府の苛きにあらず、愚民のみずから招く災なり。

愚民の上に苛き政府あれば、良民の上に良き政府あるの理なり。

ゆえに今わが日本国においても この人民ありて この政府あるなり。

これは江戸から明治になたばかりの140年位前に福沢諭吉さんが言っていることですが、もうそのまま今の私たちに突き刺さる言葉のように思います。

いくら科学が発展しても人はほとんど進化発展しないのでしょうか。

歴史書や古典を見ても1000年以上前の人も今と同じ悩みを持ち、人間関係や社会もそう変わっていないことを感じることがよくあります。

ひどいことがドカンと起きて、少し反省し変わろうとして、また忘れてどんどん進んでいるようで戻っていく。。。

そんなことの繰り返しが人間社会なのかもしれないと実感します。

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