冰壺秋月

眺めていた本の中で見かけた言葉。
文字のイメージだけで意味が分からずとも「風流」を感じる人は多いのではないでしょうか^^

文字、とくに表意文字としての漢字は漢字を理解する人にとっては、
便利なだけでなくイマジネーションを刺激してくれる文字です。
ただ「漢字」使わない国の人や「漢字は古い堅い」などイメージを持つ場合は、
「漢字」の小難しいイメージが先行してマイナスに働いてしまう場合もあります。

デザインや作品として漢字を使う場合はそのプラスとマイナスの面をどう生かしていくか考えないといけません。
色々な場面で文字について考える機会がありますが、本当に場面場面で答えは違います。
面白い反面、深みにはまると大変……
悠久のときを経ても生き続ける表意文字の奥深さは無限です。

で、「冰壺秋月」は「心が澄んで清らかなこと」を意味します。

篆書体は象形文字の要素も感じられ、私たちが普段使う漢字とは違います。
見慣れない文字から発する魅力を感じることもできる篆書体が好きなので、
読めない~読めるの書体から「感じられる」ことを期待して書いてみました^^

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