年賀状について


年賀状の習慣は廃れつつありますが、
年賀状が廃れた理由はいくつか理由があると思います。
確かに今の時代つねにラインやメールで簡単につながれます。
多くの人にとって面倒くさい習慣になってしまうのも仕方ありません。

いつでもつながれるネット社会では、
わざわざ年に一度ご挨拶する必要がなくなってしまったのでしょう。
実際、私自身も形式だけの年賀状はいらないと思います。

パソコンで一括印刷で簡単に作れるようになって、
面倒くささは軽減されましたが、
今度はDM葉書のような素っ気ないものが増えました。
そして、ますます「形式だけのいらないもの」のイメージができあがった気がします。

ただ、年賀状だけのやり取りだったとしても年に一度相手のことを考えて、
その近況を感じることができる習慣はけっこういい文化なのではないでしょうか。

だから私自身は、毎年版画を彫って手書きの文字で年賀状を作り続けています。
確かに少し面倒くさいとは思うのですが^^;
今の時代には合わない年賀状のアナログさを存分に生かし、
大切な人には手描きで(手書き)で書くことに意味を感じます。

欧米のクリスマスカードの文化は「素敵だ」と感じるのに
年賀状は「古くさい」と思う人が多い風潮は、やっぱりもったいないと思いませんか。

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